カチョウは仮面を外すとタキベラだった!

中間管理職は辛い。

時として、上からは経営の一端を担っているとか言われる・・・・・。

しかし営業数字が未達だと一担当者扱い。

嗚呼、中間管理職「課長」は辛い。

そんな課長が遥々小笠原諸島の父島からやって来ました。

課長?はい!カチョウです。

確かに発泡の箱にはクレパスで「カチョウ」と記されています。

鮮魚課担当の佐藤社員に聞いてみたら、「ベラ科」の魚だから調べてみてと言われネット検索してみました。

するとありました同じ顔の魚、Golden‐spot hogfish=直訳すると「金色斑点の大型ベラ」。

 

 

「金色斑点の大型ベラ」は見た目ピッタリな名前、日本での標準和名は「タキベラ(瀧倍良)」だそうです。

どうして小笠原諸島では「カチョウ」と呼ばれるんでしょう?

魚類には「オジサン」や「オバサン」など色々な呼び名があって非常に面白いです。

 

でもやっぱり食材ですから、でも食べたらどんな味なのか興味ありありです。

大型のベラ科の魚と言うと、コブダイ(カンダイ)やイラなどが横浜市場には出荷されてきます。

コブダイ(カンダイ)やイラの味わいは、どちらかと言えば「水っぽい白身な魚」という評価ですが・・・・・。

どうやらタキベラも同様な味わいと聞いています。

沖縄や小笠原諸島など南方系の魚であるタキベラ、向学のため食べてみたい魚です。