カナフグ、毒あります。

10月1日から中国は「国慶節」です。

日本で言えば、GW(ゴールデンウィーク)みたいな大型連休です。

14億2520万人の中国国民が、国内・海外を大移動する訳です。

テレビからの情報ですが、国慶節中、中国人の海外旅行渡航先人気ナンバーワンは、「日本」だそうです。

目的は「爆買い?」それは昔話のようです。

テレビインタビューに受け答えしている中国人は、しっかりとした目的を持って来日されていました。

「おまかせの寿司が食べたい」「富士山が見たい」「USJやTDL・TDSに行きたい」「人間ドックを夫婦で受診する」等。

勿論高級ブランドを購入する人もいますが、消費行動が嘗ての日本のように変化しています。

「モノ消費」から「コト消費」へ。

もしかしたら、日本人も考え方を修正しないとダメですね。

今日は「オオカミウオ」、

いいえ「ハコフグ」、

そうじゃなくて「カナフグ」を紹介します。

実はでかいシロサバフグだと思ったら、カナフグと言う魚でした。

同じフグ目フグ科シロサバ属の魚ですから、全く違う魚ではありません。

筋肉は無毒であるため、食用にはできるが、卵巣・胆嚢・腸は微毒であるため、取扱いはフグ処理師免許が必要です。

高知県ではよく口にされているようですが、ここ神奈川では馴染みがありません。

日本海側で水揚げされる本種は猛毒を持っているそうで、取扱い要注意です。

東北地方以南に生息するカナフグ、どちらかと言えば南方系の温かい海を好む魚です。

食べたことありますか?今回初対面、食べたことないですよ。

海水温が高いため、最近珍しい魚が水揚げされています。

また珍しい魚が入荷したらご紹介します。