昨日1月6日は、二十四節気の小寒(しょうかん)です。寒さの始まりという意味があり、テレビの天気予報などで俗に言う「寒の入り」は、小寒を指しています。
本格的な寒さではないという意味もあるようですが、実際にはこの時期になると寒さは厳しくなりますし、風邪やインフルエンザなどに罹る方も増えてくる時期です。
今年は少し冬らしさを感じない暖冬ですが、春夏秋冬の四季に寒暖の差が出ないと季節、いや旬の魚が入荷しないので市場は困ります。
とはいっても今が旬のカワハギ科の魚が連日多量に入荷してます。
カワハギ科の魚の目利きですが、仲卸は皆一様に外見を見て、触診、色、艶、そしてとても大切なチェックポイント、お腹の肝プクです。
カワハギ科の魚は四季を通じて美味しくない時期はなく、いつが旬なのかと言うと諸説あるようです。代表的なものに、産卵後に体力が回復してきた頃、7~8月の夏カワハギは、透き通り弾力のある身質が正に旬と言う説。
そして11月~2月頃には肝がどんどん大きくなってこれぞカワハギの真骨頂、旬であるとの説があります。
You Tubeにカワハギの捌き方がビックリするくらい数多くアップされています。
1度ツルんと皮剥いでみませんか。楽しそうだし、美味しそうですよ。