キチジ、インバウンド向けに良いんじゃない?!

酷い目に逢いました。

主語がありませんが、何のことだか想像出来ますか?

そうです、今週月曜日の降雪のことです。

マイカー通勤が大多数の市場関係者にとって、大打撃となりました。

私も帰宅に5時間30分近くかかり、翌朝の出勤には2時間も大切な時間を費やしました。

車の運転が好きな私でも、「とほほ」な感じになりました。

しかし最近の天気予報は凄すぎ、かなりの高確率で天気予報が的中しています。

ネットで「天気予報の的中率」と検索すると、なんと全国平均83%の水準だそうです。

この数字が高いのか、低いのか、受け取るイメージは様々だと思いますが、私は的中率と同じくらいのレベルで信じたいと思います。

今日は私が大好きな魚を紹介、キチジです。

呼び名がキンキ、キンキン、メンメなど様々ありますが、キチジが標準和名です。

先日大船の「観音食堂(かんのん)」で煮付けを頂きましたが、最高に美味かった。

キチジは水産関連従事者の認知度は高いのですが、高級魚ゆえに一般消費者の目や口に入りずらい魚です。

鮮度が良いから、目が透明で、そして魚体が朱色で輝いています。

すなわちこの点が、キチジの良し悪しの目利きポイントになります。

キチジと言えば網走や知床が有名ですが、今の時期流氷に海が閉ざされるため日高より入荷があります。

キチジは「とほほ」な魚で、写真移りが悪いんです。

最近のデジカメや携帯のカメラは、色を勝手に自動調整するために思った通りの色が出ないんです。

本当はもっと美しい色鮮やかなイメージなんですが、掲載している画像も色がバラバラな出来です。

私は個人的にはこの色目が好きですが、皆さん如何でしょうか?

癖のない白身、トロトロした脂乗り、そして照り焼きを彷彿させる味付け。

インバウンドで来日の方々も嫌いじゃないと思いますが、是非ともキチジを食べて欲しいですね。