あの味が忘れられなくて、また買ってしまいました。キチジ(キンキ)。
今回は(株)伊勢勝で3匹購入しましたが、やっぱり仲卸に冷やかされました。
いいね、荷受けは良いモノ食べれてと冗談ぽく言われますが、正直一度は食べないと自分の気持ちで伝えることが出来ないので、勉強のためにやってます。
キチジの旬は秋から冬で最後にもう一度食べてみたいと思い、再度煮付けに挑戦です。
ウロコは硬く気を付けないと四方八方に飛んで妻に怒られるので、やさしく丁寧にウロコ取りで行いましょう。棘々が指に刺さると2~3日は腫れが治まらないので注意が必要です。
そして内臓の処理ですが、ツボ抜きは上手にできないのですが、口の中に指を入れてエラの付け根をはずすと、エラブタを開けた後の処理が楽になりますよ。今回はとてもキレイに処理できました。
そしてレシピによっては記載のないものもありますが、筆者は絶対実施をお勧めするものがあります湯通しです。
キチジの内臓は意外とどぶみたいに臭いんですが、湯通しすることで不思議と臭いがなくなり、内臓のカスもキレイに取り除けます。
ここで注意することは、熱湯をかけると皮が急に縮むので、ふきんやキッチンペーパーを被せ、70~80℃のお湯をかけて丁寧に処理して下さい。
あとは煮るだけですが、煮過ぎると旨味が全部出て行ってしまうので火加減は注意して下さい。
トロトロした食感はたまりません。アラまで吸って100%楽しめます。