キャベツうに、身入りを信じてBESTを尽くす。

水曜日は高い確率で雨。

そして昨日も雨、おまけに関東甲信越は例年より2日早く梅雨入りです。

今週もJF横須賀市大楠漁協へ出かけて、キャベツうにの実習です。

大楠漁協小池理事、新倉部長、県立海洋科学高等学校の重田先生、荻原先生、そしていつも元気溌剌な生徒の皆さん、いつも快く受け入れて頂きありがとうございます。

キャベツうにの飼育場に伺う度に、活発な情報交換が出来き、あっと言う間に時間が経過して行きます。

飼育規模の大小や飼育方法の違いはあるものの、それぞれ問題点を認識しながら日々悪戦苦闘中です。

そして、当社の水槽に第2の大きな変化が・・・・・。

昨日までは海水の透明度も高くなっていたのですが、今朝見て見るとかなり酷い状況に陥っていました。

死んでる個体はない、昨日与えたキャベツも問題なし、次々にチェックしていると原因を発見しました。

どうやら、上部フィルターに海水を汲み上げるポンプが目詰まりし、上手に濾過循環が出来なかったようです。

また一つ掃除、点検すべき点が増えてしまいました(涙)。

追伸

大楠漁協で飼育しているキャベツうにの身入りを、試験的に割って確認してもらいました。

殻を割ってビックリ、殻の中に得体の知れぬモノが充満しています。

大楠漁協の新倉部長に聞いてみると、ムラサキウニが食べたキャベツだそうです。

これがムラサキウニの身入りの源だったんですね。

まだ、飼育している水槽によって身入りに差異はありますが、入っているウニを食べてみると「ニンマリ」。

ウニ独特のえぐ味がなくて、とても優しい味わい。

悪くない、いや、美味しいかもしれません。

しっかり身入りするのが本当に待ち遠しいです。