当社の水槽にムラサキウニを投入して、丸々2週間経過しました。
次から次へと飼育の問題点が発生しています。
水産学部のある大学OBの斎藤社員・水野社員、アクアリウムの好きの私が日々水槽を管理してますが・・・・・。
人が口にする=食べるものなので、出来る限り自然に近い状態で育てて行きたいと思っています。
すると、今飼育しているムラサキウニは?
普通の観賞用の海水魚より、自分で言うのも可笑しいですが、かなりの好待遇=過保護かも。
しかし、不調な個体については躊躇なく水槽からの退場をお願いしてます。
ご覧の通り、体調の悪いムラサキウニは棘が抜け、ウニ殻が剥き出しになっています。
これは酷い、ウニの体内からガスまで出ているようです。
当初213個水槽に投入したムラサキウニですが、今日までで6個回収廃棄し残り207個となってしまいました。
しかし、生存確率は60~80%との前振りからすると、当社はまだまだ余裕かな。
ムラサキウニに極力ストレスがかからないように、採取・保管して頂いたJF横須賀市大楠漁協・県立海洋科学高等学校のお蔭かもしれません。
目下、海水の色が若干茶色く濁っていることと、エアレーションより発生する泡を解消できれば、鑑賞に堪えうるレベルに落ち着きます。
本日、牡蠣殻を上部濾過槽に少しセットしてみました。
そして水野社員の発案で、ムラサキイガイ(=ムール貝と言った方がお馴染みですかね。)を遊びで2個投入してみました。
二枚貝のポンプ作用で、水質が少しでも良くなればと願うばかりです。
今週末に開催される市場開放日に、水槽をお披露目したいと考えています。
何かイイ知恵があったらご享受下さい。