ちょっと今朝は寒いですね。
一雨毎に寒さが厳しくなると天気予報で言ってましたが、正にその通りの展開です。
すっかり冬っぽい魚に移り変わっています。
この時期の魚はどうしても青だったり灰色だったりと暗いイメージになりがちです。
しかし、セリ場に怪しく輝くオレンジ色の光が・・・・・。
その光に引き寄せられるように近づいていくと、居ました「キンキ=吉次」です。
こんなにも同じ魚で色艶に違いがあるモノはないと思っています。
てっぺん・最高級品なのが、北海道羅臼の釣りキンキ。
容姿、色艶イイですね。そして一匹ごとに漁船の名前が記されたタグが付けられています。
駿河湾以北の太平洋側、オホーツク海、ベーリング海などに生息するキンキ。
当市場には、北海道や青森、岩手、宮城から出荷されてきますが、値段は北海道優位が常識になっています。
どうやら鮮度が良ければ刺身が最高に美味いらしいのですが、歩留まりが悪くなるので一般庶民には手が出せない食べ方です。
王道、定番なのが煮付けですね。
さすがに骨は食べ尽くすことができないですが、魚を100%楽しめるのでおススメです。
西のノドグロ、東のキンキと称されるほどの魚の横綱。
是非、この美味しさをご堪能下さい。