キンメダイ、魚体が口ほどにモノを言う。

スポーツってとても酷な存在だと思っています。

みんなで楽しくプレイ?勝ち負けや点数が出てしまうものは、全然意味が違うと思う。

オリンピアンであろうが、趣味でスポーツをしていようが、何かを目指して活動しているはずです。

1秒でも速く、1点でも多くもしくは少なく、1打でも少なく・・・・・、真面目にやってるから拘る。

嘗てゲートボールで殺人事件が発生しました。

たかがゲートボールで?!当時は理解出来なかったけど、60歳を超えるとスーッと心に浸み込んで行きます。

私は最近、元気に楽しくラウンドすること心がけたら、気持ちと結果が並走するようになったみたい。

残念ながら、私が相応の歳を取った証拠かもしれません。

今日はセリ場を見ていて、一番食べたいと思った魚を紹介します。

三重県伊勢志摩の田曽港(丸池さん)から出荷されてきたキンメダイです。

日戻りのキンメダイだからなのか、目に映る朱色が眩しく美しい。

眠たくて重い私の瞼が、パキッと全開でした。

私が写真を撮っている姿を見て、仲卸・(有)八丁伸商店もお買い上げ。

魚の目利き力が高い(有)八丁伸商店と同じ目線なら、私の目利きも少しは成長したのかな。

いつでもキンメダイは市場には居るイメージですが、東京都、静岡県、千葉県等それぞれで禁漁期間があるため、そうではありません。

禁漁期間は水産資源維持・保護のため(=獲り過ぎない)、決めているルールです。

1尾800~1kg超サイズのキンメダイ、セリ場で見ると、さほど大きく感じませんが実際は違います。

甘いたれで煮付けたキンメダイを大皿に盛って、家族で食べる。コロナが明けたから出来そうですよね。

でもこの猛暑で煮付けは?と思った方は、「鯛そうめん」ならぬ「キンメダイそうめん」。

良いと思ったら、是非試してください。

私も試してみたいと思います。