特種相対品課北村社員のセリ場に、ミンククジラ登場です。
北海道函館市尾札部町㈲マルシチ村上漁業の大型定置網に、ミンククジラがかかってしまったものです。
クジラと言えば赤肉は一般的で、市場で働くようになって口にする機会が確実に増えました。
畝須(ウネス)、舌(サエズリ)となると、ちょっとマニア向け嗜好な世界です。
いつも発泡スチロールの箱に入っているので、サイズ感が掴めなかったと思います。
特別に北村社員が取り出してくれたので、ハイ・ポーズ!
長さは、おおよそ40~50センチぐらい。
畝の白と須子(スノコ)の赤のコントラストが、とてもキレイです。
㈲金一坪倉商店坪倉社長によると、畝須はカチンコチンに凍らせたうえで温めた包丁で薄くスライスし、生姜醤油、ニンニク醤油、練り辛子醤油等で食べると美味しいそうです。
しゃぶしゃぶや軽く炙ってみたり、スキヤキなどで様々な食べ方があるようです。
兎に角、五臓六腑まで食べ尽くすことが出来るクジラ。
クジラの大切さを知るには、いかに日本人の生活に密着していたかを学ぶことも必要です。
そう言った意味では、食べることが簡単な勉強になると思います。