今の時代、お金を出せばいくらでも美味しいモノを食べれるのは当たり前です。
しかし、今の時期美味しいのに意外と世間に知られていないサカナを紹介します、「クロソイ」です。
何度か当社のブログに登場しているクロソイですが、今の時期煮付けや汁物で食べると美味しいのとお手軽なお値段で入手出来るんです。
筆者が近所のスーパーの鮮魚売り場で、声をかけられて購入したのがクロソイでした。
その当時は全くサカナの知識もなく、ただ丸魚(まるざかな)を購入して一匹でも多く内臓処理や三枚におろしたいと思っていた頃です。
クロソイの第一印象は、「色黒」。本当に美味しいのかなと言う疑念だけでした。
しかし鮮魚店の店員に一生懸命美味しいサカナだと説明を受けて、値段も3匹で800~900円ぐらいだったので試しに購入してみました。
下処理は、エラと内臓を取り除きましたが量はありましたが臭味を感じないものと記憶しています。
店員さんの提案通り「煮付け」を作り食べましたが、クセのない白身魚、身肉が厚く、程よい食感、出汁が身の中に滲み込み美味しく頂けました。
美味しいのにはキチンと理由があるんです。
クロソイは、スズキ目カサゴ亜目メバル科メバル属の一種です。メバルと言われているものに比べ、円らな目が特徴で小さいのですが、身質は当然似ているんです。
安くて美味しいサカナは星の数ほどいます。最近の量販店や鮮魚専門店では、お客さんの質問に対応してくれる専門スタッフもたくさんいるので遠慮なく質問して下さい。
そして当社社員、当市場の仲卸には、「おさかなマイスター」の称号を持った人がたくさんいますよ。