クロムツ、どうやって食べる!?

夏はいつまで続くのでしょうか?

朝晩の吹く風は、間違いなく真夏に吹く風とは変化しています。

でも日中の日差しが強すぎ、じりじりと肌が焦げるようです。

先日ある会合で百貨店の社長と話す機会があったのですが、これだけ暑いとスーツ売れないそうです。

スーツは「春夏」「秋冬」、「背抜き」「総裏」と使い分けしていましたが、今はスリーシーズン・スーツが主流になっています。

「夏」の7~8月は上着は着ない。

「春秋冬」をスリーシーズン・スーツでカバーすると、「総裏」のスーツは不要になってしまう。

最近、厚手のコートでモコモコしている人、見なくなりました。

日本らしい「四季」は既に死語、今は「二季」になりつつあります。

今朝も暑いけど、どうしても煮魚で食べたい魚がいたので紹介します。

「クロムツ」です。

昨日久々重さ6.9kgのクロムツをセリ場で発見、渋沢栄一一人では1匹買えない大物です。

やっと横浜市場にも並ぶようになったんだと、少しだけ安心しました。

今日は千葉県千倉から釣りではないクロムツも入荷。

刺身で食べるなら釣り、煮付けなら釣りじゃなくても良いかな。

クロムツの幼魚は定置網で良く獲れますが、成魚は水深深めの海に生息しています。

と言うことは、クロムツは「むっこい」味わいです。

むっこいとは、味が濃いとか脂っこいという意味だそうです。

暑苦しいのに味が濃くて脂っこい煮つけ、ご飯たくさん食べれそうです。

煮付けるタレは、濃いめ、照り照り系でお願いします。

私もこの連休中に、自分でクロムツの煮つけ作りたいと思います。

くれぐれも鱗の飛び跳ね注意したいと思います(苦笑)。