コウイカは日々成長しています。

「光陰矢の如し」じゃないけど、1年が経つのは早い。

色々あり過ぎた2020年も、カレンダーの残り枚数3枚になってしまいました。

この1年私自身で少しは成長できたのか?

それともただ1歳年を取った=老化しただけなのか?

でも確実に成長している食材が目の前に並んでいます。

それはコウイカです。

コウイカを始めほとんどのイカの寿命は1年間。

3月から5月頃に交接(イカの繁殖行動は交尾ではなく、交接と言うそうです。)。

6月から7月頃に稚イカの誕生。

7月から成長期、大人への階段を一気に駆け上がります。

同じイカを連続して観察している訳ではないので、正確には比較は出来ません。

でも同じ産地から出荷されたコウイカが、時が経つ度にドンドン大きく成長して行く。

その光景を見ていると、何とも微笑ましい。

まるで、子供の成長を見守る親の心境です。

小さくてもコウイカ。

でもその大きさの違いが、歯応え・旨味の違いを生じ、食べる人を楽しませてくれます。

もう少し待てば、大人のコウイカも入荷して来ると思います。

そしたら墨まみれの姿を紹介したいと思います。