今日の平塚市漁協の川長三晃丸からは、活けモノが大量に入荷しました。
それも黒、黒、黒の黒ずくめのサカナだらけです。
何故か黒装束を纏ったサカナばかり、8キロ超級のスズキ、クロダイ、メジナ、カンパチなど等。
サカナはダンベの中に海水ともに市場へ運び込まれ、サイズの選別を行った上目方を計ります。
その際に皆が注意している大切なことがあるんです、それはサカナのヒレです。
釣りをする人、サカナを捌く人なら1度は経験したことがあるのではないかと思います。
サカナのヒレが指にブスッと刺さり、激痛に襲われることに・・・・・・・・・・・・。
特にヒレに毒がある訳ではないのですが、少し触ったぐらいでもズキズキ、その痛みは半日から1日ぐらいは残るのでビクビクです。
しかし何時までも腰を引いてはいられません、折角活けモノで入荷したサカナも時間の経過とともに弱ってしまい、遂には上がって(死んでしまうこと。)しまうことも。
素早く、大胆かつ繊細にサカナたちを扱う丸魚社員の姿は、とても凛々しいです。
こんな光景を見れるのは、横浜丸魚のセリ場だけですよ。