今朝も平塚市漁協の定置網漁・「追っ駈け」がやって来た。
昨日、今日とサバ(マサバ)が大量に横浜市場に到着。
加えて「湘南カツオ」も連日入荷で、徐々に魚種も増えてきたことも喜ばしいことです。
これだけ大量の魚を選別、箱入れ、出荷の作業をしていたら、平塚新港の荷捌き場は大忙しだったでしょうね。
横浜市場に到着する時間が遅くなるのも納得の行くところです。
さて今日は何にクローズアップしようかとセリ場を徘徊していると、常磐産のリアル「ボタンエビ」に遭遇した。
今日は「ボタンエビ」にしようかと思ったら、
しかし鮮魚課のセリ場で目に眩しいエビを発見、追っ駈けで珍しい食材が入荷したので急遽変更です。
その名は「サガミヒオドシエビ」、このブログには2度目の登場です。
初登場は2019.7.25「サガミヒオドシエビは未知なる水産資源?」で、約1年ぶりの再会です。
お恥ずかしい話ですが、どうしてもサガミヒオドシエビの名前が出て来なかったんです。
それだけ市場で見る機会が少ないレアな存在です。
ネットで調べたら残念ながら、何か参考になるような事象は記載されていなかった。
1年が経過して、歳と共に私自身が以前より図々しくなったので、売り物ならない個体を試しに食べてみました。
食べた感想はアマエビ(ホッコクアカエビ)似た味わいだけど、旨味はあるけど甘味は少ないかな。
もしかした鮮度が良すぎることが、甘味不足の原因になっているかもしれません。
そして噛むと心地よい歯応えを楽しめるのは、アマエビと異なる点です。
サガミヒオドシエビが生食しても良いのか分からないのに、食べてしまった私は「馬鹿」ですね。