川崎南部市場にも「春」が届きましたよ。
何それ?
この時期「春」を感じさせるモノは数多くあるけれど・・・・・。
これですこれ。
答えは、海の宝石に例えられる「サクラエビ」です。
漁は先月29日に解禁されたのですが、当日は強風のため1日遅れの出漁になったそうです。
ここ数年サクラエビの水揚げは不漁続きで、資源枯渇が懸念されている状況です。
しかし2021年初日の水揚げ量は、約2.2㌧(前年約2.3㌧)と前年並みのスタート。
漁師の方々は、一先ずは「ホッと胸を撫で下ろした」感じだと思います。
先程、資源枯渇と言いましたが、サクラエビは資源管理と持続的に漁を継続するために、厳しい自主規制を行っています。
例えば、漁船の操業隻数や操業時間、連続出漁日の制限等です。
勿論漁期(今年の春漁は6月4日)は決めていますが、水揚げ状況によっては即終了することもありうります。
肝心のお値段の方ですが、市場で取引されているのがキロ当たり5,000円では購入出来ない高級食材です。
だったら食べないのか?そんな野暮なこと言わないで下さい。
フレッシュなサクラエビは、瑞々しくて香りも非常に高い。
すなわち美味しいと言う結論になりませんか?
先ずは生でお刺身、定番のかき揚げ、サクラエビの炊き込みご飯、パスタの具材に使うのもイイですよ。
是非お試しあれ。