日本の御祝い事に、絶対に欠かすことが出来ない魚を紹介します。
これだけ言えば勘のイイ人は直ぐに分かるでしょうね。
ピンク色が鮮やかで、サクラの花を連想させる魚『真鯛』です。
このところ追っ駈けでも活けの真鯛が入荷していますが、ちょっと自然の発色に魅了されています。
と言うのもこの濃いピンク色は婚姻色で、ちょうど桜の咲く時期と重なることから桜鯛とも呼ばれています。
男ってピンクと言う言葉、色に弱いんですよね。
すいません、個人的な意見でした。
桜鯛は、子孫繁栄のためにメスが猛アピール。
なんて言ったて、真鯛は産まれて来た時は全てメスなんです。
雌性先熟と言って、メスで産まれてオスへ性転換するので有名なんですが、環境によって性転換したり、しなかったりとお家の事情があるようです。
圧倒的にメスが多いのであれば、子孫存続の競争も激烈化。
他よりも美しく、煌びやかにしないと駄目なんですね。
人間社会も魚の社会も、楽ではないんですね。