鮮魚課小島社員のセリ場に、長井水産㈱よりかなり良い形のマサバが入荷しています。
「良い形のサバですね!」と声をかけると、すこし脂が抜けかけているかなと厳しめの評価です。
確かにサバの産卵期はサクラが咲き始める頃と呼ばれています。
しかし、今年は気温が全国的に低いためなのか、海水温もなかなか上昇してきません。
すると、産卵の時期がずれることも十分可能性があります。
実際、黒潮が流れる相模湾と内湾の東京湾では2~3℃水温の差が生じています。
寒サバの時期は終わり、今の時期は夏サバの走り。
焼いていて脂が滴るサバが最高だとは決まっていません。
魚の状態から判断して、美味しく食べれる調理方法を駆使すれば良いのでは?!
人の好みは様々。そして、私自身も年齢とともに脂の受容キャパが変化している事を実感しています。
今度、買って食べて検証してみましょう権太なマサバな味わいを。