早いもので1月も終わろうとしている。
冬真っ盛り、気温が低く、空気が澄んでいるため、自宅から不思議なくらい富士山が近くに見えるんです。
でもいつもより暖かい冬なのかな?
セリ場にも早春の訪れを知らせる本マスの入荷数が増えてきています。
北海道白老町にある㈱白老フーズより出荷されて来た本マス、発泡の箱の表示が違う?
無印の本マスのみとトロール本マス。
トロールとは底引き網の一つで、この網を使った漁業、漁法がトロール漁業で、これを行う漁船をトロール船と呼びます。
では無印は?私の予想では定置網漁か刺し網漁。
そんな疑問を営業一部源波部長に投げかけると、魚体が吻詰まったり、首折れ状態になった本マスを見て、刺し網じゃないかなと・・・・・。
鮮魚課北海チーム堀元社員に念のため確認すると、正解は刺し網漁でした。
トロールと刺し網ではその他になにか違いはあるのか?
やはりトロールは魚同士が擦れるため、ウロコが落ちてほとんど残っていない個体もあります。
そして値段は刺し網漁>トロール漁、その差は驚くほどの差となっていました。
どちらがどうなのか、実際には食べていないのでコメント出来ないのですが、外見では判断できない身のダメージがあるんでしょうね。
春の訪れを知らせる使者『本マス』、機会があったら入手して捌いてみたいですね。