シオッコ、成魚のカンパチに負けない味わい。

月曜日に仲卸㈲元初商店で購入したシオッコを、とうとう昨日食べました。

3尾で計1.5㎏と大きさもほどほど、どんな味わいか楽しみでした。

購入した当日、夕飯のおかずに食べようかと思っていましたが、既に妻が夕飯の用意をしていたので次の日に食べることにしました。

何事も余計な一言が命取りになるので、世界平和のため、家庭の不和を解消するため、妻を立てておきましょう。

妻が夕飯の片づけを終了した後に、シオッコを三枚おろし。

大名おろしで、ズバッと頭を切り取ると簡単に内臓も取り除くことができます。

血合いが凄いですね、包丁の先で処理をしましょう。

捌いてみてとてもしっかりした身質と、小さくても脂がのっているのを感じとれます。これは期待できる!

しかし昨日帰宅すると、妻は自分と子供の分はカルパッチョを作り夕飯は終了。

筆者はそのまま残されたショッコのフィーレ3切れを使い、なめろうを作りました。

なめろうは本当に簡単にできるので、是非挑戦して欲しいおかずです。

材料は、アジやワカシ、イサキ、イワシなどどちらかと言えば白身魚より青魚、クセが少しあったり脂ののった魚がイイですね。

薬味はお好きなものを入れて下さい。今回は大葉、小ネギ、ミョウガ、おろしショウガ、おろしにんにくを加えました。

調味料は、醤油、味噌、塩加減をみて塩、お好みで味の素など。

魚とみじん切りした薬味をただ混ぜるだけ。

白米にバッチリ合い、セーブしないと何杯でもおかわりができちゃいます。

そしてなめろうに飽きてしまったら、お茶、出汁、お湯をかけて食べるとお茶漬けみたいでお勧めです。

そうそう肝心のシオッコの味ですが、また食べたいですね。

1日寝かしたため若干熟成したのか、脂が身肉全体に行き渡り滑らかな食感になっています。

その脂も諄くなく上品で、大人のカンパチの負けない味わいでした。

㈲元初商店大菊社長に報告したら、社長ご自身も実際に食べられ、今日もシオッコを仕入れたそうです。

次回も大菊社長、ご厄介になりますので宜しくお願いいたします。