シシャモ、今年の出来は良さそうです。

せっかく働いている場所が市場なら、「本物」「美味しい」モノを食べないと損しちゃいます。

贅沢と言ったら、全然否定しません。

「本物」「美味しい」の基準がないと、どんなモノでも美味しいと感じるのはどうなのか?

「モノの判断が適正に出来ないのは出荷者に対して失礼だ。」と出荷者に感謝の気持ちを抱きつつ日々食べています。

今日私が紹介するおススメの魚は、本当は超高級魚なんですが、安価な代替品が広く流通しているため、庶民の仲間だと誤認されているシシャモです。

 

少し前にもシシャモを紹介しましたが、新物の合物が入荷したら皆様に見て頂き、是非食べて頂かないと駄目だと思い短期間に再登場となりました。

特種課・鮮魚課のセリ場では鮮魚状態、

塩干低温倉庫では新物の合物状態で入荷しています。

シシャモの価格は簡単に言ってしまうと、

①オスなのかメスなのか。

②魚体の大小の差。

③鮮魚は鮮度、合物は色目(脂のり)。

以上の①~③が重要ポイントで決まってしまいます。

魚も気になりますが、いったいいくらなのか気になりますよね。

今日入荷したシシャモ担当者に確認した中で最高値のシシャモがこちらです。

1kgあたりの価格は、同じ北海道の高級魚キンキと肩を並べるレベルです。

シシャモがいくら超高級であっても、肉1kgは無理すれば一人で食べれるけど・・・・・。

シシャモ1kgは無理、せいぜい2~3尾も食べれば十分ですね(笑)。

塩干合物課の吉川社員の話では、今年のシシャモは大振りで食べ甲斐があるそうです。

今、新物シシャモが出回り始めました。

もともとシシャモは冷凍保存が効くものですが、やっばり新物には新物の良さがあります。

2019年令和元年のシシャモを是非ともお召し上がり下さい。

そしてカペリン=カラフトシシャモとの食べ比べにも挑戦して欲しいですね。