特種相対品課石川社員のセリ場で、逃亡真っ最中のあるモノを発見しました。
関東の人は『シッタカ』と呼んでいますが、正式名称はバテイラです。
どうしても自分自身の過去の経験が基準となってしまいますが、数十年前には葉山や荒崎で獲った記憶が・・・・・。
三崎や城ヶ崎辺りで獲れたモノかと高を括って石川社員に聞いてみると『佐渡島』と意外な回答。
えっ?もう1度聞き直して、納得したもの日本海側なんだと頭の中は???。
石川社員の話では、台風や海水温の上昇の影響等で、太平洋側でのシッタカの立ち位置は絶滅危惧種扱いだそうです。
シッタカが全くいない訳ではありませんが、採取して商売するだけの量が確保出来ないと言うことです。
少し残念な気持ちと、身近な海がドンドン変化していることに危機感を感じます。
シッタカやトコブシを甘辛く煮ると、酒飲みには堪らないおつまみになるんですが・・・・・。
どんどん失われつつある海を後世まで残していきたい。
ちょっと遅すぎるかも、でも私たちは真剣にこの状態に立ち向かって行きます。