中国の7月の日本産魚類輸入が、前月対比34%減少したと言うニュースを目にした。
ちなみに昨年同月と比較しても、28%も減少しています。
これは日本のALPS処理水の放出に対する、中国が行った報復措置の結果です。
中国の税関が7月8~9日頃から、通関時に放射性物質検査を始めたためです。
検査には少なくとも2週間程度かかるため、鮮度が重視される生鮮品は事実上の日本からの輸出は無理です。
簡単に言うと、輸入制限措置に近い状況となっています。
まだ放出実施していないのにこの有様。
実際に放出されたら・・・・・、中国だけじゃ済まないでしょう。
想像するだけでも恐ろしい、結果が待っていそうです。
お盆休み明け、台風直撃の影響で、今週は養殖魚しかセリ場に並ばない日が続きました。
しかし週末の今日は、幾分鮮魚がセリ場や仲卸店舗に並び始めました。
そして仲卸㈲カネス安斉商店で珍しいモノ発見、高級魚シマアジの幼魚です。
小さくてもさすがシマアジ、イエローラインが目に眩しいです。
マアジの入荷が少ないので、贅沢にもシマアジで代用だそうです。
こんな姿を見たら、魚を知っている人なら食べたくなりますよね。
何と言ってもシマアジは、「アジの王様」ですから。
しかも天然シマアジですから、輪をかけて価値は増し増し貴重な品物です。
仲卸㈲カネス安斉商店・安斎社長に食べ方を聞いたら、シマアジのフライ最高らしいです。
1㎏で6~7尾、1尾当たり150~160gのシマアジ、アジフライにちょうどいい大きさです。
折角鮮度の良い個体なので、刺身でも頂いてみたいと思います。
追伸
早く家に帰って魚の処理をしたいけど、厳しい残暑の中、魚を持ってのクルマ移動は取扱い注意です。