やっぱりセリ場は寒い。
北風が吹いていることで、寒さが増幅している。
冷え切ったカラダを温めるのは、「おでん」と勝手に昨日言ってしまったけど・・・・・。
寒くて、疲れたカラダを癒してくれる食材を見つけちゃいました。
穴が開いたこの発泡スチロールの箱に入っているんですが、何だか分かりますか?
よ~く見てみると大ヒント。
中国産、養殖スッポンです。
みんな死んでいる訳じゃないですよ、特種相対品課北村社員の話では、出荷されてきたスッポンは外気温が低いので軽い冬眠状態だそうです。
ちょっとネットでスッポンの飼育について調べたら、理想の飼育温度は30℃らしいです。
冬の養殖池の水温は25℃以上が望ましく、自然界では水温が下がる秋から冬には冬眠するそうです。
実際、ネットに入ったスッポンを持ち上げても無反応。
でも北村社員がスッポンにあることをすると、スッポンは目が覚めるんです。
答えはこちら。
スッポンを裏返しにすると、引っ込んでいた手足、首、尻尾が出てきました。
動物が腹を見せるのは非常に無防備な体勢であり、スッポン自身にとっては非常に危険な状態です。
そんな危険な状態を一時も早く脱するために、カラダの中の脱出スイッチが入るんでしょうね。
でも年を取ったり、弱った個体は、自分で元に戻せず死んじゃうそうです。
スッポンことを多少知ったら、可哀そうで食べれなくなっちゃうね(笑)。
でも鍋にして食べると、何とも滋味深く、美味しいスッポン。
滋養強壮・スタミナ源として、コラーゲン、コンドロイチン、ビタミンB1・B2、鉄、亜鉛等が含まれた美容や健康サポート役として重要な食材です。
さすがスッポンを個人で捌くにはハードルが高過ぎるので、この冬専門店で食べてみてはどうですか。