セリ場は、秋冬の商材が幅効かせてます。

昨日の賑わいが嘘のように静かに落ち着いた水曜日の市場。

従前から量販店や飲食店が休業している水曜日は、客足が鈍いんです。

折角、鮮魚のラインナップも豊富になってきたのに・・・・・。

しかし秋冬にピッタリの商材がドンドン入荷してます。

『ふくしまから はじめよう』の福島県からは今が旬のメイタガレイ。

肉厚な身質、煮付けやフライ、ムニエルにしたら最高でしょうね。

そして、『あきたびじょん』の秋田県からはハタハタ。

地元秋田ではしょっつる鍋なんでしょうが、一般のご家庭では塩焼き、唐揚げ、煮付けでしょうね。

ちょっと北上して『活彩あおもり』の青森県からは、ドンコことエゾイソアイナメ。

発泡に記載されている『ド12』を見ただけで、何が入っているか分かるのに・・・・・。

人生のターンをとっくに済ませた筆者ですが、今まで食べたことがありません。

今冬は是非ドンコを鍋で頂きたいと思います。

そして『その先の、道へ、北海道』の北海道からはブリ。

北海道は函館で水揚げされたブリですが、魚体がコロコロし始め脂がのっていそうです。

ブリが回遊魚であることはご存じだと思いますが、津軽海峡、函館辺りで水揚げされたブリは旅の途中だったんです。

全てではありませんが、この後Uターンして南下したブリは更に魚体を太らせ、新潟県佐渡島や富山県で水揚げされる頃には庶民が手をつけることが出来ない『寒ブリ』に変身しているはずです。

これから、まだまだたくさん美味しいモノが入荷してきます。

ベルトの穴の位置が変わらないように・・・・・、自己管理できるかな?