トキシラズで支払いも忘れたい!

魚食普及、魚食普及と叫ばれているけど、「旗振り役」の私でも出来ない事が沢山ある。

昨日は天気が悪かったため、実母の用事だけで出掛け、ほゞ自宅にいました。

=(イコール)余裕な時間があったことで、娘に三水フーズの炊き込みご飯の素(貝柱の白だしご飯の素)を使い飯を炊いた。

加えて土曜日に仲卸小西で入手した「めちゃ(小さなハマグリ)」で、味噌汁作り。

〆は今日の夕飯の準備ために、「真鯛の煮つけ」を作る。

時間があれば、魚・水産物を使った料理?何でも行けるけど・・・・・、私でも処理しきれず冷蔵庫の肥しにすることもあるんです。

広く浅く魚食普及を目指すには、時短、簡単、感嘆の「3タン」じゃないとダメだと思います。

今日は「時化」「月夜=満月」等市場にとってマイナス要因が重なり、鮮魚入荷が厳しい日となりました。

こんな日は北海道!居ました新口、「時鮭」「トキシラズ」。

実は「本マス」が比較的好調だったので、密かに「時鮭」期待していたのですが・・・・・。

市場への入荷状況(=私の私見・感じ方)から判断すると、決して豊漁ではないと言うこと。

そして時鮭の値段を聞いたら、鮭の王様「鱒の介」と肩を並べる水準になっていました。

市場→仲卸→量販店→エンドユーザーの流通の流れを踏むと、様々なコストが付加され、値段はドンドン跳ね上がります。

時鮭は産地の北海道では、いくら払っても食べたい食材の1つ。

その理由は、時鮭は若い鮭で身が脂がのって柔らかいからです。

産卵のための白子や卵を持っている秋鮭とは、同じ鮭でも全く違うものなのです。

嗚呼、時鮭がこの状態だと、今年の秋鮭も期待薄かもしれませんが、是非とも時鮭と秋鮭は食べ比べて欲しいですね。