昨日の大国のトランプゲームは大方の事前予想を覆す結果となり、日本の株は大暴落、原油価格、円、ドル相場も乱高下する散々な1日となりました。
これからはTPP問題や為替円高など当社が取り扱う輸入食材(エビ、カニ、サーモンタコなど)にも影響を与え、株価の下落も長引くことで個人の懐が寒くなり、消費には悪影響となりうります。
アメリカが選んだババ抜きのカードが、本物のババじゃないことを祈るだけです。
台風の後や時化で海が荒れた時によく水揚げされるサカナがいます。メジナです。
鮮魚課安達社員が担当する石川県「いきいき七尾魚」七尾市から入荷しています。それほど大きくならないメジナが荒れた海でよく釣れるのか調べてみました。
メジナは岩礁帯に居着く魚で、汽水域のような甘い潮より外洋の塩分濃度の高い潮を好むそうです。雑食性で海藻やエビ、イソメ類などなんでも食べます。
普通海が荒れていると大型の魚以外は岩礁等で収まるのを待っています。しかしメジナは違うんですよ。
メジナはとても泳ぎが上手なため、海が荒れていようがお腹が減っていればエサ取りにでかけるようです。そして台風や雨の後は河川より豊富な餌が流されてくるため果敢にエサ取りに向かうそうです。どれだけ食いしん坊なんでしょうかね(笑)。
メジナは今の時期食べるエサが変わるため独特の磯の香りもおさまり、脂ものって美味しい時期となります。青い目の暴れん坊メジナ、いかがですか。