今日も平塚市漁協の2船より、朝網追っ駆け入荷しています。
箱モノと活かしに区分され、平塚新港から横浜の当市場まで、約1時間掛けて魚達は大切に運ばれてきます。
活かしについては、ダンベと言う容器に海水とともに運ばれてきます。
元気に生きているものがほとんどですが、不幸にも命を落とす魚も・・・・。
活けモノと、上がった魚では値段が天と地の差。
漁師の人達も、魚にストレスを与えないように安全運転でやって来ます。
今日、サバをダンベから取り出し、下氷で発砲に並べていると、ドングリ眼?瞳孔が極端に収縮したサバを発見しました。
魚は水中世界の少ない光を取り込むため、瞳孔は開きっぱなしだそうですが、よほどのショックが加わり、鳩が豆鉄砲を食らったような顔になったんでしょうね。
魚は一般的には近視で、魚の視力は0.1~0.2位で、2メートル先位で大きさ10センチの物の輪郭がぼやけ、50センチ先で「らしく」見える位の視力だそうです。
瞳孔は開きっぱなし、瞼もないので、光には敏感に反応します。
色については、カツオやマグロなど認識しない種類もいますが、一般的には色がちゃんとわかります。
オスやメスで体色の違う種類がいますし、繁殖シーズンに体色を変える(婚姻色と呼びます)種類もいるのが何よりの証、異性に対してアピールすることで子孫を残す・・・。
もし色の認識ができなっかたら、体色を変化させる意味ないですよね(笑)。