ナメタガレイの煮付けは噛むと言うより飲む感じ、分かりますか?

有言実行、ナメタガレイを購入しました。しかも子持ちです。

調達先は、仲卸伊勢勝さん。片山会長にお願いして、切り身にしてもらいました。

何を作る?聞くの野暮ですね、大定番の『煮付け』です。

いつも煮付けは、濃いタレで味付けしたコテコテ風なんですが、今回は料理家土井善晴先生のレシピを参考に作りました。

魚の煮付けには黄金比と呼ばれる比率があり、この比率を守っていれば誰でも美味しい煮魚を作れると言うものです。

ちなみに調べてみると黄金比も諸説あるみたいで、『水5:酒5:醤油1:味醂1』、『水5:酒5:醤油2:味醂2:砂糖2』など等。

煮付ける魚種(白身魚か赤身魚)によっても味付け・黄金比は変わるので、自分の家にあった黄金比を探して見て下さい。

出来上がりの色目はとても薄いのですが、しっかりナメタガレイに味が滲み込んでいます。

箸を入れてビックリ、肉厚の身なのにスッと身が割ける。

めちゃめちゃ柔らかい。

鮮やかなオレンジ色の卵も醤油

に染められています。

う~ん、言葉にできない味わいです。

骨以外は殆どいけます。特に縁側近くはブリブリのコラーゲンで、食べると言うよりも飲む感じです。

今冬はあと何回ナメタガレイを食べようかな。