ノドグロの人気を食べて知りました。

とうとう食べてしまいましたノドグロ紅瞳。

本格的なノドグロを食べること自体初めてなのに、いきなりブランド魚はかなりハードルが高いです。

しかし、見ても惚れ惚れするくらいキレイな魚体。

鮮度がイイから生・刺身、塩焼き、煮付けと悩んだ末に決めました「塩焼き」。

ウロコを取り除き、腹を切るとノドクロは、何と咽喉グロだけでなく腹グロでもありました。

腹の中を見ると結構立派な肝臓を持っていたので、そのまま内臓を残し腹を切っただけのものと取り除いたもので準備しました。

単純な塩焼きですが、高級魚ノドグロに粗相があってはいけないので、ネットでレシピ確認しました。

すると一夜干し風にすると美味しいとあったので、ノドグロに塩をふりかけて余計な水分を出し、冷蔵庫内に蓋をしないでボウルで丸1日放置。

とても意外だったのは、結構な水分が対外に出されたこと。(旨味まで出されてないかちょっと心配でした。)

いざロースターで焼きのスタート。下身の皮が網に付かない様に、網にはサラダ油などを事前に塗っておきましょう。

焼いている時は、ピチピチと脂が火に炙られて心地よい音を奏でています。

1尾なら12~13分、2尾なら20分くらいで焼き上がります。

筆者1口食べて納得、脂がのっているのに諄くない。食感はキチジと同じように柔らかで、口に入れると溶けて消えるようです。

そして食べていて気付いたのは、小骨がないこと。あってもしっかりした骨なので、子供にも安心して食べてもらえるサカナです。

(因みにノドグロの肝臓は苦くてちょっと敬遠で、子供が口にしなくて良かった。)

当然、子供が食べて不味いとは言いませんでした。それどころかこの味好きかもと珍しい発言。美味しいものは、子供にも分かるんですね。

今回ノドグロを食べて、筆者個人的なサカナ大好きランキングに、大きな変動を起こされた存在でした。