ハコフグ、なぜか最近入荷が多い。

このブログで、最近ずっと叫んでいるのは海水温の上昇です。

一個人の戯言ですが、最近大手新聞紙上でも本件を取り上げた記事が増えて来ました。

昨日の異常な夏日も、海水温の高さが影響していると言われています。

黒潮大蛇行、そして黒潮の北上も続き、暖かい海水が東北地方にも流れ込み、例年より7℃も海水温が高いそうです。

7℃も海水温が違うと、獲れる魚が獲れない状況に陥るのです。

逆目線では、今までいない魚が獲れる可能性があると言うことです。

今日は最近毎日のように入荷がある魚を紹介しますが、この魚って南の海を想像してしまいます。

横須賀市佐島と長崎県から「ハコフグ」です。

ハコフグと言ったらさかなクンですが、これだけ出荷されてくると可愛いで終われません。

フグだから毒ないのか?食材として美味しいのか?非常に気になります。

一般的にフグ毒と呼ばれる「テトロドトキシン」はありません。

パフトキシンという物質を皮膚から粘液とともに分泌し、捕食者からの防御を行っています。

しかし時として、自分の毒で命を失う事もあるそうで、少し笑える話ですよね。

食材として美味しいのか?

長崎県五島列島では、腹の板を剥がして身や肝、味噌などを詰めて焼く「カトッポ」と言う料理が有名です。

正直、ハコフクは食べたことありませんが、非常に興味のある魚です。

やはり海水温が上昇しているため、南国系の魚が横須賀でも獲れるんですかね。