秋田県の冬を代表するサカナが入荷しています。ハタハタです。しかし、セリ場にあるハタハタの出荷地は北海道の白老町です。
因みに2年前の平成26年のハタハタの漁獲量の都道府県ランキングは、1位兵庫県、2位秋田県、3位鳥取県となっています。
ハタハタと言えば秋田県というイメージをずっと持っていましたが、意外な結果でした。
ハタハタはウロコがなく、内臓もカラダの割りに量が少ないので下ごしらえが楽なんです。
白身の身肉には旨みがあり、熱を加えると骨と身が簡単にとれるのでとても食べやすい魚です。
ハタハタには2つの旬があるんですが知っていますか?
1つ目は、11月後半から12月にかけてで、ブリコ(ハタハタの卵)を持っているメスが珍重され旬とされています。
2つ目は、鳥取など山陰地方で3月から5月に獲れる産卵前の脂ののったモノです。
鳥取県では、体長20センチを超えるものを「トロハタ」と呼びます。トロハタは脂質含有量が10%以上あり、非常に美味しいです。
しかし、トロハタは漁獲量の5%ほどしか該当するものが獲れないそうです。
今日入荷している白老町のハタハタ、かなり良い形してますよ。