昨日11月19日(木)0時00分は、今年のボジョレーヌーボーの解禁日です。
今年のボジョレーヌーボーのキャッチコピーは「記憶に残る素晴らしい出来栄え!」と高い評価を受けています。
しかし残念なことに年に1度のお祭り騒ぎも下火方向で輸入量も減少しているようです。
今日はワインのお供にいける食材、ホンビノス貝を紹介します。
最近居酒屋等でも見かける機会の増えたこの貝、北米原産の外来種で、シロハマグリや大あさりなどと呼ばれていた時期もありました。
生命力が非常に強く、青潮が1週間続いても生き延びられたり、本家アメリカでは貝年齢推定50才のホンビノス貝が発見されたり、貝の中から真珠が見つかったなど話題に事欠い人気者です。
千葉県船橋市では、江戸前新名物に育てるため力を入れているそうです。
このホンビノス貝は、ハマグリのように身はふっくらと肉厚、アサリなどに比べて噛みごたえもあります。
しかも泥の中に棲むホンビノス貝は、砂抜きの必要性がありません。(その代り1~2晩泥抜きをした方が良いようです。)
もともとアメリカでは、主にクラムチャウダーに使われ、ロードアイランド州では州の貝に指定され、よく口にされます。
ネットで見ると天日で1日干すと塩水を吐き、塩っ気がマイルドに、貝類の旨味成分である「コハク酸」も増えるようです。
それを使って、白ワインや日本酒で酒蒸し、ボンゴレ等も良いですね。贅沢ですが、味噌汁にしても美味。
貝の形が、ハマグリと全然違いますので、実際に見比べてみて下さい。