ババガレイ粘液、美味しさ全開。

母々ガレイ、ババ、婆ガレイ、ナメタガレイ、そしてインドガレイ?標準和名はババガレイが正式名。

今日は、北海道の日高、様似、白老他から大量に入荷してます。正直当社に入社するまで食べたことがなかったババガレイですが、知らなくて人生損した気持ちになりました。

とにかく煮付けにすると最高に美味しいんですが、とにかくネバネバの粘液がすごいんです。煮付けの汁も冷えるとまるでプリンみたいな煮凝りに変身です。そして今日入荷しているババガレイも粘液全開です。この粘液は新鮮な証拠なので、許してください。

キレイに流して取り除けば問題なしですが、もし不幸にも衣服に粘液がついてしまったら、糊付けしたみたいにパリパリになるし、臭いも気になるので早めに選択して下さい。

ババガレイは東北地方では年取り魚として有名で、西日本の鰤(ブリ)東日本の鮭(サケ)と肩を並べる存在です。

大晦日には子持ちのババガレイを食卓に並べ、子孫繁栄に縁起が良いと食べる習慣があるそうです。高タンパク、低脂肪の食材で、消化吸収が良いのでお年寄りやお子さんにもお勧めです。

カルシウム、ビタミンDを豊富に含み肝機能を高め心臓の働きを正常化する効果も期待されています。

カレイの概念が絶対変わること間違いなしですよ。

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