ババノテ、婆の手、エゾキンチャクです。

これだけセリ場にいて、「初物」に出逢えると嬉しく思います。

今日特種相対品課石川社員の売り場で、「ババノテ」と記された発砲の箱を見つけました。

ババノテ、婆の手?チョットお婆ちゃんには失礼ですが、少し笑ってしまいました。

こんな貝あるのと石川社員に尋ねると、イタヤガイの仲間と言うことでした。

と言うことは、超メジャーなホタテガイ、ツキヒガイ、そして個人的には愛してやまないヒオウギガイと同じ種類です。

ネットで「ババノテ」で検索したら、「ババノテ貝」に行き付き正式名称(標準和名)が判明しました。

ババノテ=エゾキンチャクだそうです。

確かに「婆の手」にも見えるし、「巾着袋」にも見え、命名者は見る目があると思います。

見た目、外見はさておき、食材としてどうなのか興味あります。

ちょうど貝が口を開けていたので、ズームインしてみました。

すると、しっかりとした貝柱が確認出来ます。

そしておそらく舌みたいなものが、エゾキンチャクの真子だと思います。

どうやら明日も入荷があるようで、可能であれば買って食べてみたいです。

噂ではかなり美味しいようです。