やっぱり高級品だったんだと再認識しました。
何が?
生筋子、イクラのことです。
完全に親の漁獲量が、子供(卵)の価格に大きな影響を与えています。
シーズン当初は豊漁予想のもとで、秋サケは順調に水揚げされていたのですが・・・・・。
憎らしい、恨めしい台風。
台風15号が襲来後、サケの漁獲状況が一変して不漁に陥りました。
すると生筋子の価格も1,000~2,000円近く上昇してしまいました。
嗚呼、やっぱり生筋子(イクラ)は高嶺の花なんだ。
ここに来て、バラ子も数多く入荷しています。
産卵間近のメスのサケは、チョットした刺激で抱卵しちゃうそうです。
そんなイクラを集めたのがバラ子。
バラコは皮が硬い、ピンポンだと揶揄する人がいますが、全てがそうではありません。
目利きのプロである仲卸や買参人の担当者は、一口試食したり、指で弾力性を確認したり、様々な方法でイクラの良し悪しを確認しています。
価格?当たり前ですが、生筋子よりバラコの方がお手頃価格です。
寄せて、集めたバラコなので、若干のデブロクあります。
卵を膜から解す手間が不要なのは非常に大きい。
外れたらごめんなさい、でも逆に外れたら最高にお得ですよ。
もうそろそろ秋サケも生筋子もお仕舞い、最後にバラコで締めようかな。