鮮魚課佐藤社員のセリ場に大物登場しています。
伊豆諸島の一つ八丈島から、3本まとまっての入荷です。
でっかいカンパチだなと思っていたら、㈱ムラマツの小林さんが『ヒレナガカンパチ』だと教えてくれました。
早速、カンパチとヒレナガカンパチの違いを調べてみました。
①尾鰭の下葉の先端が白いのがカンパチ、そうじゃないのがヒレナガカンパチです。
②背鰭の先端が長く伸びているのがヒレナガカンパチ、そうじゃないのがカンパチです。
③体高が髙い(太い)のがヒレナガカンパチ、ややほっそりしているのがカンパチです。
横浜市詰所職員のIさんから、この魚はカンパチ?クエ?と質問されて絶句!
クエと間違えられたら、ヒレナガカンパチが可哀想過ぎですね(笑)。
どちらかと言うと南方系の魚であるヒレナガカンパチは、日本近海の沿岸では見かけることは稀。
小笠原諸島や琉球諸島、九州南部他、温帯・熱帯域に生息しているそうです。
当然出荷されてきたヒレナガカンパチは釣りモノです。
こんな巨大魚を釣上げたら、一生のラッキーを使い果たしちゃうでしょうね。
追伸
2016年10月に平塚市漁協の定置網で入荷があった活けのカンパチです。
尾鰭が白なのが分かりますか?