見慣れたリンゴやブロッコリーの出荷に使われる発泡のケース。
赤いクレヨンで行丸、そして魚種名がいつも書かれているんだけど・・・・・。
『ホ・シ・ザ・メ 14K』、まさか鮫?と思いつつ蓋を開けると、本当にホシザメでした。
ホシザメは平塚漁協の定置網漁でも捕獲される鮫で、国内だと北海道~九州の沿岸で良く見かけるます。
この鮫には背中に小さな斑点があり、その斑点が星に喩えられて『ホシザメ』と言う名前の由来にもなっているようです。
市場に出荷されて来ているので、勿論食べることが出来る鮫です。
噂によると、サメの中で一番美味しいらしいのですが、ちょっと筆者の知人田中一嘉(サメ料理研究家)さんに確認してみました。
サメの中で一番?人それぞれの好みがあるので、回答が難しいと正直な答えです。
サメを食べる上で重要なポイントは、『死後の処理』だそうです。
何も対処しないと、アンモニア臭が酷く食べれたモノじゃないそうです。
そのため捕獲後に食用を目的にするのなら、しっかり血抜きすること、内臓を除去することがサメ料理に共通する作業だそうです。
食べないのならば、チャッチ&リリースして下さい。
そしてホシザメは底生型のサメのため、生息する海域によってはゴカイや泥を食んでいることがあるので、腹を割った時に臭いを感じることがあるので要注意です。
代表料理はムニエル、唐揚げ、そして小さなヒレですがフカヒレ姿煮も楽しめるそうです。
筆者はホシザメを食べるより、ペットとして飼いたいです。