緊急事態宣言以降の土日は回を追うごとに売り上げが上がらない。
不要不急の外出自粛要請が影響して、ヒトの動きが変わって来た証拠かもしれません。
セリ場を見渡すと、当社社員も仲卸業者・売買参加者も疲れた表情を隠せない。
正直「疲弊」しています。
北海道から入荷したズワイガニもギブアップ?泡吹いてます。
市場だけじゃなく、在宅勤務が出来ない様々な業種や、慣れない在宅勤務の方も疲れていますか?
今日はこの魚を見て笑ってもらいましょう、ミシマオコゼです。
「にらめっこしましょ、笑うと負けよ、あっぷっぷ!」、思わず口元が緩んでいません?
私は何時見ても、あまりにユニークな(本当は醜いと言いたいところですが・・・・・。)顔に笑っちゃいます。
そして美しいモノには棘がありますが、ミシマオコゼにも鋭い棘があります。
あまり馴染みがない魚と思いきや、地元藤沢のスーパーに丸の鮮魚で販売されています。
顔がユニークなら、名前もユニーク。
ミシマオコゼを漢字で書くと「三島虎魚」となります。
「三島」とは静岡県三島市の三島女郎が名前の由来になっているそうで、どうやら三島女郎は「ブサ可愛い」かったらしいです。
そんな「ブサ可愛い」顔をした魚だったから、ミシマオコゼと言う名がつけられたと言われています。
ミシマオコゼはご覧の通り頭が大きいので、歩留まりが非常に悪い魚です。
ですから大きめの魚体を狙って入手して下さい。
あっ!入手する前に、ミシマオコゼが美味しいのか否かの情報を提供した方が良いですね。
私も食べた経験がないので確証がないのですが、虎魚レシピとかなり重なる点が多いようです。
煮付け、天麩羅、唐揚げ、そして鮮度が良ければ刺身=フグのような美味さがあるため「ミシマフグ」とも呼ばれているそうです。
少しは場が和みましたか?
年がら年中笑っていたら「阿保」。
でも今みたいに心が沈みがちな時は、微笑んだ方が気が少しは晴れますよ。
最後に皆が幸せになれますようにヒラメの♡をプレゼント。