スミヤキの画像を撮っていると、買参人㈱森水産東京の方から「ブドウエビあるよ!」と教えてもらい、鮮魚課堀元社員のもとへ急いで向かいました。
居ました、幻のエビと呼ばれているブドウエビ。
兎に角、漁獲量がすくないため非常に貴重なエビです。
ですから、当市場にも滅多に入荷しない珍しいエビで、本日は青森県八戸の㈲マルゲン水産より出荷されています。
昨年は残念ながら見ることができなかったので、一昨年ぶりの再会です。
本日は5箱入荷したそうですが、午前4時30分の時点で4箱は既に仲買人に買われ、奇跡的に1箱だけ残っていました。
購入していった仲買人は、全て高級食材を取り扱うエンドユーザーを抱えている先ばかりです。
冗談でも面白半分で買うことが出来ないブドウエビ。
値段を恐る恐る聞いてみると、なんと15,000円を軽く超えていてビックリ。箱の値段?と確認したらキロ当りの値段でした。
その場でネット検索したら、ネットショッピングで調べたらありました、北海道産300㌘6尾前後で23,900円。
逆算計算したら、どんでもない値段でしょ!!!!
しかしブドウエビは値段が高いだけじゃないんです。
フグ太郎くん曰く、今まで食べたエビの中で、ブドウエビを超えるものはないと断言してました。
タラバエビ科のエビで、トヤマエビ、ボタンエビ、ホッコクアカエビ(アマエビ)と同じ仲間ですから食べて美味しいのは当たり前です。
濃厚な味わいとプリプリした食感は、流石と食通を唸らせる品物です。
そして透き通ったエメラルドグリーンの卵は、大粒でキャビアよりも美味しいと称されています。
幻のエビ「ブドウエビ」、来年も是非、再会したいです。