ブラックボックス IN 明石鯛?

鮮魚課五十子(イラゴ)社員のセリ場にブラックボックス?

先週の土曜日に初登場し、本日もセリ場にならんでいたこの箱はいったい何者?

発泡の蓋をそっと開けてみると、氷が入ったビニール袋数個と湿った新聞紙に包まれ正体が分かりません。

違う箱を覗いてみたら、いました有名なタグがついたマダイ。いや正確には「明石鯛」です。

誰が見ても特別な感情を抱かされるブラックボックス。

五十子社員に聞いたら、「最高級レベルの明石鯛」だそうです。

画像には下に敷いているパレットの緑色が映り込んでいますが、発泡ケースの蓋は金色のテープで封印されています。

さすがにここまで大切な扱いをされていると、魚にはノータッチです(笑)。

明石鯛の旬と言われている時期は、春先から初夏にかけてと初秋から初冬の2回と言われています。

それぞれ季節の風物詩に合った呼び名があり、前者を「桜鯛」、後者を「紅葉鯛」と呼ぶそうです。

これから初秋に向けて鯛は産卵の時期を迎えます。

産卵期後のマダイは麦藁鯛と言われ、身がカサカサになりあまり美味しくないそうです。

しかし産卵後は次の子孫繁栄活動のために、たくさんの餌を食べるため2~3ヶ月も経つと元通りなるそうです。

白身魚の代表マダイに脂がのると、絶妙な味わい・旨みを楽しめます。

いつかは、筆者もブラックボックスを自分で回収してみたいですね。