横浜市場にはイイ魚が入荷してきます。
でも、ただイイ魚だから単純に売れる訳ではありません。
やっぱり宣伝、アピールは絶対に必要で、口コミやSNSはその役割を果たしています。
そしてその商品にストーリー性がないと駄目だとも言われています。
そんな中、え?!っマジ。
かなりの本気度を感じさせる昇りが、セリ場を席巻しています。
その正体は、『答志島トロさわら』です。
しかし『答志島トロさわら』には、午前4時の段階で既に札が入っており売約済みで人気上々です。
鳥羽市観光協会によると、2018年10月4日に『答志島トロさわら』の宣言が答志島和具で行われたそうです。
開始宣言には以下5項目の基準があり、
(1)フィッシュアナライザーを用いた脂肪含量測定値が平均10%を超えること。
(2)測定個体数は30個体とする。
(3)3日連続で基準をクリアすること。
(4)測定対象市場は和具浦市場とする。
(5)基準をクリアした段階で『答志島トロさわら宣言』。
と言う流れです。
『答志島トロさわら』は鳥羽磯部漁協と鳥羽市観光協会、鳥羽市が一緒になって、3年前からブランド化への取組みが始まり、今年初出荷まで漕ぎ着けました。
当社鮮魚課小島社員の話では、まだまだ改善余地がある新人ブランド魚『答志島トロさわら』、改良のためどんどん意見を言って欲しいそうです。
そして『答志島トロさわら』を実際に食べて楽しんで貰うために、答志島旅館組合では、今年の12月20日(木)まで、秋の味覚キャンペーン『一本釣り 答志島トロさわら』キャンペーンを実施中です。
チラシを見ていたら『答志島トロさわら』を食べたくなりました。