気のせいではないと思うんだけど、ある魚が大分良くなっている。
ある魚とは鰤(ブリ)のことです。
ちょっと前まで入荷していたブリは、差し障りのない言い方をすると「中肉中背」だったかな。
でも今日見た限りでは、立派なメタボな腹。
今は7~10㎏台の北海道産のブリがセリ場を席巻しています。
では皆さんにメタボな魚体を・・・・・。
あれ?頭と尾っぽ隠して腹隠さず?
ほとんどのブリがお腹の部分だけ氷が外されています。
最初はなぜなのか分からなかったのですが、さすがに今は理由が分かります。
魚の目利き、直接腹を手で触診して硬さをチェック。
鮮度が落ちると腹が緩くなり、アジ・サバなど腹が薄い魚は破れてしまいます。
心配しないで下さい、ブリの腹が破れたら一大事。
そんな状況だったら触診する前に異常な臭気に気付き、みなスルーでしょうね。
あ~っ、北海道のブリ食べたいな。
でも、10㎏のブリ1尾は4人家族には多過ぎるし、K1,000円だったら10,000円。
半身で5㎏、5,000円。
ブリ四分一で売ってくれる仲卸探そうかな。