セリ場にいると本当に勉強になります。
何がって、サカナ扱いのプロである当社営業社員、仲卸、売買参加者が何処に視線を向けているのか。
筆者が見てイイ魚と思っているものが、ピッタリ当っていると、とても嬉しいです。
しかし今日は、筆者がいつもの光景として見過ごしていてモノに皆過剰に反応してました。
その正体は、あん肝です。
アンコウの重量が12㌔で、あん肝の重さだけで2㌔はある特大サイズ。
正月のテレビ特番などでも、順位はともかく必ず登場するアンコウ鍋。
寒暖の差が大きく、また寒さが厳しくなってきた今のこの時期の鍋はイイですね。
しかし、高級料亭などをお客様に持つ仲卸は、アンコウの身よりもあん肝の方が重要なんですね。
国産でこんなに立派なあん肝が仕入れられれば、あん肝ポン酢、ソテーやアンコウ鍋などお客様の活用の幅も広がります。
日常に流されていたのか?慣れ過ぎてしまったのか?
全てのモノを新鮮な目で見て行こうと改めて考え直した、今日は少し反省する朝でした。