あっ!カニが逃げる。
特種相対品課森社員のセリ場にカニの山。
カニ、カニ言ってますが、今の時期ワタリガニ、
ズワイガニ、
毛蟹など、
色々なカニが入荷してくるので・・・・・。
この辺で何ガニか白黒させましょう。
業界人なら遠目で見ても分かりますよね、ベニズワイガニです。
見た目「紅い」ので、ベニズワイガニと呼ばれています。
学名はChionoecetes japonicus。
Chionoecetesはズワイガニ属、japonicusは日本と言うラテン語。
だったら日本固有種なの?と当社のカニ扱いのプロ冷凍課薄社員に聞いたら、ロシア産のベニズワイガニもマーケットには出回っているので、そうではなさそうです。
でも同じ海域で漁獲したものでも、日本船が漁獲したものと、外国船が漁獲し輸入されるものでは、原産地表示が異なるので?????です。
因みに今日入荷のベニズワイガニは鳥取境港市より出荷されたモノです。
ベニズワイガニはズワイガニと比較すると、お手軽な価格帯で入手出来るのでおススメ。
おそらくベニズワイガニは、ズワイガニの10分の1から5分の1程度の予算で購入可能です。
鮮度が良いモノであれば、私のような素人であれば区別は困難だと思います。
ベニズワイガニがほゞ水氷で出荷されるのに対して、ズワイガニはブク付きの活けの出荷が当たり前。
明らかな差別的な扱いですが、活かしても取引価格に大きく反映しないなら、こんな扱いも止む無しベニズワイガニの宿命ですね(涙)。
でもベニズワイガニの紅さの素は、アスタキサンチン。
だったらベニズワイガニを食べてアンチエイジングしなければ(笑)。
嗚呼、もう遅いかな。