ホヤはどこがどう美味しいんでしょうか?

筆者、イイ大人になり人の好き嫌いは別として、食べ物の好き嫌いは無いなと自負していたのですが・・・・・・。

大学時代に岩手県千厩町で合宿をした際に食べたマボヤ、どうしても食べれなかった。

あれからウン十年も経過したので、大丈夫かなと思っていたら、セリ場に漂う香りでホヤの存在場所を確定しました。

生のマボヤ、そしてほやのしそ風味をはじめとする様々な加工品たち。

 

さすが、東北だけでなく関東でも広く愛されている食材なんだと自分に言い聞かせました。

水産卸で仕事をする限り、ホヤから逃れることは出来ない宿命。

きっと年齢と共に味覚も変化しているので、マボヤも克服できると信じていました。

しかし、ホヤのハードルは高く険しかった。

外観ホヤに似せたパッケージで可愛い生ほやが水氷の中を泳いでいるのですが、独特の香りに1発ノックアウト状態です。

そして、自虐的に無理するのは止めようと決めました。

食べ物は嫌々食べるものじゃなく美味しいと感じて食べてこそ、その存在意義があると思います。

残念ながら筆者、ホヤについては完全敗北宣言です。