平成30年5月21日、月曜日、新しいチャレンジが始動しました。
神奈川県水産技術センター臼井研究員指導のもと、『キャベツうにプロジェクト』のお手伝いを当社も行います。
JF横須賀市大楠漁協の藤村参事、小池理事、渡会計主任により、今回のプロジェクトの主役『ムラサキウニ』が213個が横浜市場に運び込まれました。
ムラサキウニは既に先週中に採取は終えていたのですが、ウニの体調を優先して移動は数日落ち着かせた21日となりました。
何もない水槽に山ほどのムラサキウニ。
異動後1週間は、約20%がストレスや傷が原因で死亡する可能性が高いそうです。
屍骸による水質汚染も含め、細心の注意を払っていきたいと思います。
今回の発想は、『マイナス×マイナス=プラス』。
駆除すべき害虫ムラサキウニ×捨てる屑キャベツ=商品価値のあるムラサキウニへ再生。
あっ、そうそう。主役のムラサキウニがどんなウニなのかここで紹介します。
生息地域は、本州中部から九州に生息する、国内で最も普通に見かけるウニの種類です。
身の特徴としては独特の磯の香りがあり、そのまま生で食べたり、洋食の添え物として使われます。
果たして、キャベツで育てたウニはどんな味わいに仕上がるんでしょうか。
これからの飼育がとても楽しみです。