先日仲卸で購入した千葉県船形のアジ、自分で捌いて鯵丼で食べました。
鯵の三枚おろしくらい出来ないと、水産物卸売を生業にしている当社社員としては失格かな(笑)。
新入社員の研修の中で、マアジや真鯛を自分で下ろして食べるなんて講義があるくらいです。
私もYou Tubeや市場開放で実施されているお魚捌き方教室などを見ながら、日々勉強です。
実は鯵に関しては、かなりの数を捌いてきました。
それでもこんな程度ですから、恥ずかしくて人様にお出しできる品物ではありませんが、皆さんに自信を持ってもらうために醜態をお見せしたいです。
魚を上手に捌くには、
・第一に切れる包丁:魚には骨が付き物で、身肉だけでなく骨も一緒に包丁で切っているんです。スパスパ切れる包丁をご用意下さい。
・第二に腕:腕と言いましたが、三枚おろしをマスターしていれば、ほゞどんな魚も捌けるはずです。
・第三に魚の状態:魚の鮮度状態や種類によって、身肉の硬い柔らかいの差が生じるので魚の情報を数多く収集することも必要です。
そして、一番重要なのが慣れること、経験ですかね。
自分で魚をちゃちゃっと三枚に捌いて、刺身や海鮮丼なんでイイですよ。
手間が多少かかりますが、安価に美味しいモノを食べれます。
今回の『りゅうきゅうたれ』を使った鯵丼も、捌く鯵の本数でかかる時間と少し振り塩して水抜き、それから皮を引く時間と作業時間は30分くらい。
魚の種類を変えたり、同じ魚でも食べる時期が変わると、全く違った味わいを楽しめ、何度食べても全然飽きない味です。
是非、まずはマイ包丁をゲットして、魚を捌いて下さいね。