真空管の一種である「マグネトロン」を内臓した調理機器は、2450MHzの電波を発射し、エビに含まれる水の分子を振動させる仕組み。
寒い時に手を擦り合わせると暖かくなりますよね・・・この調理機器は1秒間で24億5千回擦り合わせ加熱。
そんなエレクトロニクスな調理機器・・・
さぞかし、お高いのでしょう・・・
いえいえ。皆さんお持ちですよ。
マグネトロン調理機器がコチラ↓
電子レンジ。
高速加熱を可能にした「電子レンジ」は、エビを旨くしてくれるのか・・・
本日入荷の「フィリピン産バナメイエビ」をお皿に並べ・・・
1分30秒のマグネトロン誘電加熱。
90秒のお楽しみタイム。
「チン!♪」
日本人にはとても馴染みがあるこの合図。
取り出してみれば、思わず目を閉じ鼻で呼吸を始めたくなる「海老の香り」があたりを包み、
一口食べれば甘味と旨味が口いっぱいに。
工藤セリ人に伺いました。
本日入荷のフィリピン産バナメイエビは水揚げからの処理が早い良品物との事。
水揚げ後、水にどぶ漬けし、処理待ちさせたエビはヌルヌルがとれ鮮度劣化してしまう。
処理が早いエビは加熱しても縮みが少なく、香りも良いとの事。
なるほど・・・
そのため、電子レンジでの高速調理との相性も良いのですね。
フィリピン産バナメイエビでマグネトロン調理ならぬ、電子レンジで高速調理。おススメですよ~