マグロの歯ってどうなっているの?

宮城県塩釜市より生のメバチマグロが登場しました。

ブランドメバチマグロの『三陸塩竈ひがしもの』と思ったのですが、残念ながら違いました。

 

しかしブランドマグロじゃなくても、尾切りをみればイイか悪いかの大体の察しがつきます。

とても発色がよく、魚体の色艶もイイ、程よい脂がのって美味しそうです。

ところで、私は台に横たわっているマグロを見ていて、いつも気になるものが目に入っていたんです。

それは小さく、細かく、キレイに並んでいる「歯」です。

入荷されてくるマグロは、ほとんど口を開けているので余計に目立ちます。

マグロの歯はどんな役割をしているか知ってますか?

実はマグロの歯は、小さな犬歯みたいな役割をする歯が並んでいるんです。

マグロの食事は基本エサ丸飲み、小魚などを食い千切ったり咀嚼することなくそのまま胃に流し込むんです。

(なんて言ったって、止まった時が死ぬ時ですから、食事も泳ぎながら行います。)

そして小さな歯を使って、一度加えたエサを逃がさないように押えているんです。

実際にマグロの歯はどうなっているのか画像に残してみました。

マグロ扱いの八清布施社長にお願いして、頭部の一部を頂いて抜歯を試みました。

ペンチで引き抜こうとしたら、歯はいとも簡単に割れてしまいました。

そこで顎の部分をカッターで削ぎ落としてみると、なんとマグロの歯の正体が明らかに!!!!!

発見!どうやらマグロの歯は、顎が発達して出来ているようです。

う~ん、面白い。

細かいことは今度知らべてみたいと思いますが、ネットにも載っていないのでここが限界かな。